イベント情報

テレワーク

1/20(土)・1/21(日) アスもSTEAM教育

アスもでSTEAM教育!~ちょっと高度な問題が好きな小学生向け~

STEAM ・・・それはひとりひとりのワクワクを呼びおこす課題を自ら見つけ、
物事をさまざまな面から捉え、解決する力、新しい価値を創造する力を身につけます。
つるかめ算やピタゴラスの定理などの問題にチャレンジしよう!

日 時:2024年1月20日(土)・21日(日) 13:00~15:00
参加費:無料
対 象:小学生(高学年)
定 員:各日先着8名

予約はこちら↓
https://forms.gle/ZipmPcSzeDohco978

今回は、以下のことやる予定です。
①ピタゴラスの定理を証明しよう!
②山崩しをしてみよう!
両方とも、以下にその情報を載せていますので見てみてください。

先月は、4年生1名、5年生1名、6年生1名の3名の子供たちが参加をしてくれました。ピタゴラスの定理を話しをする前に、以下の話をしました。5年生のH君は前もって資料を見てくれていたのでうれしくなりました。

① 分数の話、例えば「1/3」といえば、0.33333・・・・となります。それでは、9.11111・・・・を分数にするにはどうしたらいい? という話。さあ、どうする? さらに、9.123123123・・・というように123が繰り返す数の場合は、分数であらわすことができるかな? という話をしました。

②その次に、学校に立っている高い木の高さを測るにはどうしたらいい? 田中君の伸長が144cmあって、その時田中君の影が144cmでちょうど身長と同じだったんです。その時、木の影の長さを測ったら5mありました。そしたら木の高さはいくらですか? という問題を出したら、みんな答えてくれました。これは、「相似(そうじ)」という話です。

彼らは、上記の①、➁の問題を理解してくれたので、ピタゴラスの定理の話はできるかな、と思いましたが、もう少し、彼らの頭の柔らかさを試したくなりましたので、以下の話をしました。

つるかめ算と文章を地図にする問題です。

上記の問題をやってみたら、3人ともワイワイ、ガヤガヤと楽しそうに解いてくれました。

現在、つるかめ算数は、小学校の教育から外れているようです。今のおじいさん世代では、小学校の時にはつるかめ算がありました。どうやって解くのでしょうか。

説明文を地図にする問題は、意外とできない子が多いようです。YouTubeなどで画像を見ることが増えたので、文章を読んで考えるという習慣がなくなってきているのではないか、という人もいます。文章を読んで思考を組み立てることもSTEAM教育では必要なのではないかと思います。

上記の内容を行うと2時間はアッと言う間で、ピタゴラスの定理を証明するところまでいきませんでした。今回も、上記①、②あたりのことが直感的に理解できる場合には、ピタゴラスの定理の証明をやってみたいと思います。以下に前回も載せた内容をアップしておきます。お父さんやお母さんにお願いなのですが、以下の内容を前もって教えてあげてくださればありがたいです。よろしくお願いします。

 

時間があれば、以下の問題もやってみたいと考えています。山を崩して移動するゲームです。何回でできるかを考えてみたいと思います。

上記の山崩しを行うときに以下のパターンを使って、山崩しを行うことができます。
A3,厚紙です。大きさの違うお皿を使っても大丈夫ですよ。上記問題にTRYしてください。

ほかにも色々面白いゲームを考えているんだけれども、今後も楽しみにしていてね。

  • かたつむりさんとナメクジさんの競争
  • 自分だけのCafeを作ってみよう。建築設計士さんに教えてもらおう。
  • ドルと円の話
  • 都市の開発をしてみよう
  • ロケット(ペーパークラフト)を作ってみよう! などなど

ロケット(ペーパークラフト)を作ってみよう!だけれども、昨年の加西STEAMフェスで参加してくれた植松電機さんのHPで型紙が公開されていますので、それに沿って、作ってみたいと思ってます。ただ2時間でできるものではないので、どうしようかと思案しているところです。

手足を使って覚えたことは面白いし、忘れないから・・・、最近の子供は以下のようなことらしい。
・マッチを擦ったことがない
・くぎを打ったことがない
・のこぎりも使ったことがない
ペーパークラフトとなるとハサミとノリ、セロハンテープなどを使って作りますが、もしかしたら、ハサミもうまく使えないかも?
今後は、厚紙を使ってモノづくりをしながら、STEAM教育をやっていきたいと思います。